公務員試験に失敗した(地方上級)話

★三連休の初日の土曜日、公務員試験の二次試験(適正検査/小論文)を受けてきた。

 

敗因

 ・小論文対策をおろそかにし過ぎた。

 ・受験表を忘れた。

 ・ある程度、出だしとオチの型を複数暗記しておくべきだった。

 ・普段、PCやスマホしか使っていないので、意外と漢字が出てこなかった。

 ・800字ある原稿用紙×2枚を、一枚だけだと思いこみ、800字しか書けなかった。

 (8~9割は文字で埋めないと足切りらしい…)

 

気づき

 ・テーマ自体は、仕事内容と近いという事もあり、思いのほか、筆が進んだ。

 →新聞や雑誌を読んでれば、そこまで書けない事は聞かれない。

 ・よい文章を書くには、よい文章を読むことが大事という事で、前日に読んだ

 文芸春秋2018が面白すぎた。

 

★以下 文芸春秋2018のレビュー

 

落合陽一氏のコラムざっくり

 ・起業オススメ

 ・起業するなら、財務諸表読めるぐらい会計知識必要

 ・貯金より借金できる人になれ(公務員じゃね?)

 ・博士号とっとけ

 ・古い価値観を疑え

 →ローンを組んで家を買うより、借家の方が有利

 

橋田壽賀子氏のコラムざっくり

 ・死に方について、タブー視せずに議論を

 ・本人がスイスで安楽死を計画。

 ・同じニーズを持つ人が沢山いる事を知る

 ・みんなが外国に行かなくて済むような法整備を

 ・医療、心理、弁護の5,6人でチーム編成し、安楽死希望者を、

  チームにいる専門家で総合的に判断

  →病気、精神状態、借金、家族の賛否など

「あなたは生きなさい」という判定が下された人には、同じチームが引き続き支援し。死なせてあげるべき人には望を叶えてあげ、生きるべき人には生き直すチャンスとなる制度です。自殺者も減ると思うのですが、 

その他ざっくり

 ・帰宅恐怖症のコラム

 ・空家問題のコラム

 

★まとめ 

読み応えのあるコラムばかりで。公務員試験には失敗したけど、日本の知性に触れられて、少しは脳がアップデートしたと思えば、案外悪くないと思う。安楽死について橋田先生の活動を知れた事も、知らないより良かった。

 

死生観については、ビートたけしがラジオで「生きる自由は無い(病気や事故)、死ぬ自由ぐらい選ばせろ」と言いい、バイク事故以降、社会にリベンジマッチをすべく邁進してきたが、映画など目まぐるしい活躍で、欲しいトロフィーは全部貰ってしまったので生きる理由が無くなった。というエピソードが頭の中で何度も反芻して困る時期があった、どんな生き方をしても最後は皆死ぬのに、生きる意味があるのか?

 

そんなときにプロボクサー、村田諒太のNHK特集で、ボクサーでありながら、哲学書を読んでいるという事をしり、試しによんでみた

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フランクル/夜と霧 

そもそも、我々が人生の意味を問うてはいけません。我々は人生に問われている立場であり、我々が人生の答えを出さなければならないのです。

 

結局はこれにつきる、落胆してもいいけど、人生が出す課題に全力で答えていく他ないのである。うまく説明出来ないのだけど…

 

★これから

・本を読む事を止めないで、たまに人に内容話したり、ブログに書いたりして、アウトプットしていこう。周り道も経験値を取りに行っただけだ。神様はサイコロを振らない、ダイスを回し続けよう。

 

 

 

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