1206 ヤノマミ

★突然と言えば突然ですが、会社をクビになりました。正確には10月から試用期間を得て本採用に至りませんでした。本日づけで人事から正式な通達があったので、どうしても今日書いておく必要があるなと思って今風邪薬飲んで眠いながら書いてます。11月半ばで、一度辞めたいなと思いつつ12月から自分なりにこなせている実感があっただけに残念です。所感として、ツイッターにも書いたのですが、逆イチロー感がありました。イチローはメジャーで活躍した後に、日本に帰ってきて草野球に出場し喝采を浴びました。一方私は草野球していたら、なんだか上手く事が運んで気づいたらメジャーのピッチにいました。当然実力は草野球レベルなので仕事が上手く回りません。どのぐらい草野球だったかと言うと、社員証をピットとかざして出社した経験が無かったので、それだけで嬉しくなってしまったのを覚えています。また、小さい頃は漠然と、大人はみんなドラマのようなオフィスビルで働いてるんだ。と思って就職した工場や設計事務所で現実を思い知らされた訳ですが、メジャーはドラマで見ていたオフィスよりかっこ良くて痺れました。またガイナックスがやらかした件で、2020年の東京でエヴァ観れるなんて素敵やん!ととにかく東京に浮かれまくってしまった事が原因だと思います。

 

★★タイトルのヤノマミは昔ラジオで小島慶子さんが話していたのが強烈で覚えていました。ヤノマミ、つまりヤノマミ族は、出産時に子供を精霊として森に返すか、人間の子供として育てるのかを母親が決めます。自分のケースで言えば、母(会社)から森に返された形になる訳ですが、このまま行っても幸せにはなれないという親心だったのかもしれません。

 

★★★東京での暮らしや、子育ては正直自分には想像がつかなかったので、本当に良い結果だったと思います、来てみて実感したのですが、東京は本当に人が多いので自分を特別な存在だと認識出来ないのではないか?という懸念があり、思春期ぐらいまでは田舎で暮らした方が良いと考えました。自分の体験として、1クラスのみの20人程度の小学校を卒業し、その中で勉強出来る方(公文式に通っているのは私だけだった)だった事でなんとか騙し騙しここまでは来れた気がします。オラが村の秀才と言えばそれまでですが。

 

★★★★唯一の心残りは筋トレ朝活サークルDPTから離れる事です。きっかけはスパルタンレースの写真を見ていて、DPTのシャツを着ているキャプテンかオーガさんを見てDPTを検索しました。宮崎にいる時からDPTの様子はチェックしていたので、東京に来た翌週から参加しました。知らなない土地で友達が欲しいという下心もありました。一緒にきついトレーニングをやりぬいたメンバーは戦友のような感覚があります。これまたツイッターで恐縮なのですが、伊集院さんが「絆は鎖で、鎖は絆だから、なるべく群れないように生きていた、だから多少寂しい思いをするのは折り込み済み」という話しをしていました。他者との距離感やコミュニティー、本当に多くのモノを学びました。宮崎でも一人公園でトレーニングに励むとします。f:id:tagamekun:20191217000159j:image