一喜一憂しない。

東京ポッド許可局でプチ鹿島が、桑田真澄が「一喜一憂しない」というのをモットーにしているって話をしていて、それいいなーと思っていたので、ずっと胸に残っている。

 

★KKコンビ

天部の才能を持った二人が、PL学園で出会い、プロに入った後も、沢山のドラマがあった。

清原はザ・プロ野球選手、という感じで、高級車を乗り回して、派手に遊んでいたが、いざ選手として第一線を退いたあとは、悪い噂が絶えず、最終的には警察のお世話になっていた。

一方の桑田は、自身のプロで培った理論と、最新のスポーツ医学を基に、良しとされてきた練習方法に意を唱え、理論的に子供達に指導していたのが、印象的で、現在は高校生の時に進学したがっていた早稲田大学を卒業し、東京大学野球部のコーチをしている。

 

★生き様

そもそも、甲子園に出場出来る確率、その甲子園で活躍出来る確率、その後プロ野球選手になれる確率、その群雄割拠するプロ集団の中で、何年も活躍出来る確率。これだけの競争を勝ち抜いた人に、調子に乗るな、と言っても無理がある。むしろ頑張ったんだから、自分にご褒美で高級車でも買いたくなるよね。極端に言ってしまえば、清原には人間味(落語の主人公のような)があり、桑田には、一喜一憂しない、クレバーな感じがあった。

 

君たちはどう生きるか

先日、公務員試験を受験してきた、ツマからは、合格したら車買ってもいいよ、と激励なのか、うかる訳もないという余裕なのか分からないが、それを鵜呑みにしてしまった僕は、受験までのお昼休み、カーセンサーを枕にして昼寝したのだった、ところが…

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正直言ってショックだった。「一喜一憂しない」って日頃から考えてたら、落ち込む事も無かったのだと思う。

 

★偉人の格言

後世に名を残した偉人達は、大抵ありがたい、格言や名言を残している、それら一つ一つは真っ当だけど、手札のカードに並べてみると、これとこれって矛盾してないか?っていう事が結構ある。今回のケースで言えば、一喜一憂しないのと、映画インターステラーの詩が矛盾しているように思えた。


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その状況において、自分にもっともしっくりくる(都合の良い)モノをチョイスして今日を生き延びようと思う。

 

※こんだけ書いといてなんですが、桑田真澄氏が、一喜一憂しないと言ったソースが出てこないので、著書を色々読んでみて、確認出来たらまた書きます。